染付(そめつけ)
 白磁の素地に※コバルト(呉須)による絵付けを施し、その上に釉薬をかけたものをいう。染付は、高火度の還元焼成によってできるもので、窯の技術が発達していなければならないが、中国では、宋の時代に見ることができる。我が国では、元和・寛永年間の頃、肥前有田において李三平が創製し、美濃における染付は、瀬戸の加藤民吉が有田で学び染付の技術・技法を伝習させた。
※呉須―コバルト化合物を含む鉱物。沙のように黒くて青緑を帯びていて、これを極細末にして水に溶かし、文様を磁器質の素地に描き、上に釉を掛けて焼けば藍色となる。

(財)岐阜県陶磁器資料館
学芸部長 河合 竹彦氏 監修